犬の知能は人間の5歳児に相当すると言われています。
もし人間の子供であれば、命令ばかりされていると嫌になるのも当然です。
それで親は「子供は言うことをきかないもの」と勝手に決め付るだけ。 なんの進歩もありません。
「なぜ、あそこの子はあんなに素直なのにうちの子は・・・」といった親御さんが多いのもうなずけますよね。
信頼関係なくして“しつけ”はできません。ワンちゃんは言葉を話せないかもしれませんが、強い感受性と頭脳を持っているので、 一方的に命令すると何も伝わらないのです。
ちゃんとワンちゃんの気持ちをわかってあげれば、ワンちゃんも心を開いてくれるものです。
もし、今隣にワンちゃんがいるのでしたら「ごめんね」と一言謝ってくださいね。
ワンちゃんとの信頼関係はそうやって築いていくものです。
“しつけ”をする上で、一番大切なことはワンちゃんに信頼される事です。
何をしてもダメだった、ワンちゃんがお利口さんになる! 突然こんな事を
言われても「うちの犬はきっとダメよ」と思われるかもしれません。
しかし、実際にやってみると驚くほど簡単にお利口さんになってしまいます。
実は、ワンちゃんも人と同じで個性や性格があるのです。
それは犬種や性別などの違いもありますが、
あなたのワンちゃんだけしか
持っていない性格なのです。
プロのトレーナーは、その性格を見抜いて尊重してあげているから、
ワンちゃんも素直にいうことを聞くのです。
ほとんどの飼い主さんは、自分で飼っているワンちゃんの性格をわかっていません。
人間関係でも、自分のことをわかってくれる人、 理解してくれる人には優しくなりますよね。
ワンちゃんも同じで、無理やり「お手!お座り!」と言っても、
なんでお前の言うこと聞かなきゃならないんだよ」と反発してしまいます。